早坂 久之助(読み)ハヤサカ キュウノスケ

20世紀日本人名事典 「早坂 久之助」の解説

早坂 久之助
ハヤサカ キュウノスケ

明治〜昭和期のカトリック司教 長崎純心聖母会創立者。



生年
明治16(1883)年9月14日

没年
昭和34(1959)年8月3日

出生地
宮城県仙台

学歴〔年〕
第二高等学校文科〔明治38年〕卒

経歴
カトリック一家に育ち、幼時受洗。二高卒業後ローマのウルバノ大学に留学、明治44年司祭となり帰国弘前函館、仙台などの教会を経て、大正10年駐日ローマ教皇使ジャルディニ大司教秘書。昭和2年長崎司教となり、同年10月ローマ聖ペトロ大聖堂で教皇ピオ11世から日本人初代司教として祝聖された。3〜8年長崎教区長を務め、9年長崎純心聖母会を創立。12年病気のため引退、仙台に隠棲した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「早坂 久之助」の解説

早坂 久之助 (はやさか きゅうのすけ)

生年月日:1883年9月14日
明治時代-昭和時代のカトリック司教。長崎純心聖母会創立者;駐日ローマ教皇使ジャルディニ大司教秘書
1959年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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