早川 荘作(読み)ハヤカワ ショウサク

20世紀日本人名事典 「早川 荘作」の解説

早川 荘作
ハヤカワ ショウサク

大正・昭和期の考古学者



生年
明治21(1888)年

没年
昭和53(1978)年

出生地
富山県前沢村

経歴
小学校に勤めた後、日本赤十字社看護学校に勤務。富山県考古学界の草分け。大正15年、多年の経験を整理、富山県で最初の考古学書「越中石器時代民族遺品遺物」を出版。46年、苦労して集めた貴重な出土品を一括同県に寄贈、「早川コレクション」として県埋文センターにおさめられている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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