明遣(読み)あけやる

精選版 日本国語大辞典 「明遣」の意味・読み・例文・類語

あけ‐や・る【明遣】

〘自ラ四〙 (「やる」は動作の進行する意) 夜がすっかり明けきる。多く、打消の助動詞「ず」を伴って否定の意に用いる。
千載(1187)冬・四二七「霜さえてさよも長居の浦寒みあけやらずとや千鳥鳴くらん〈静賢〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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