昔作・昔造(読み)むかしづくり

精選版 日本国語大辞典 「昔作・昔造」の意味・読み・例文・類語

むかし‐づくり【昔作・昔造】

〘名〙
① 古風な建築。昔風の作りざま。
※栄花(1028‐92頃)浅緑「殿の造り様、初め古体(こたい)のむかしづくりなりしかば、屋の丈いと短く、うちあはぬ事多かりしを」
② 昔風。古風。また、昔かたぎ。
浮世草子・俗つれづれ(1695)二「さりとはむかし作(ツク)りのかたひせんさく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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