星槎・星楂・星査(読み)せいさ

精選版 日本国語大辞典 「星槎・星楂・星査」の意味・読み・例文・類語

せい‐さ【星槎・星楂・星査】

〘名〙 (「星」は天空天の川世界。「槎」「楂」「査」はいかだの意) 星使、すなわち、君主政府使者の乗る大きな船。また、世界を周遊する大型船。
新編覆醤集(1676)一・和朝鮮国信使東溟所寄詩二首「早有星槎浮汕水、東風無恙向西帰」
東京日日新聞‐明治三〇年(1897)一月一〇日「輦轂(れんこく)の下を辞し玉ひ、侯爵山県有朋閣下は特命全権大使として、三月十五日を以て星楂を浮べたり」 〔劉禹錫‐逢王十二学士入翰林因以詩贈詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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