星田 一山(初代)(読み)ホシダ イチザン

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「星田 一山(初代)」の解説

星田 一山(初代)
ホシダ イチザン


職業
尺八家(都山流)

本名
星田 惣一

別名
別号=都之雨(トシウ)

生年月日
明治27年 9月23日

出生地
大阪

学歴
大阪府立北野中学校〔明治45年〕卒

経歴
大正6年初代中尾都山に入門、8年竹号都之雨、10年指南免許。11年流祖東京進出で、大阪の代表的尺八家となった。地歌、箏曲家と交流し、「雪」「黒髪」などに尺八の手付をし、宮城道雄らの新曲にも手を広げた。12年準師範、竹号を一山とした。昭和9年竹琳軒、大師範となり、洋楽、新邦楽の作曲、演奏、放送に活躍。戦後都山流理事。代表作に「秋に謳ふ」「流転」などがある他、レコードアルバムに「星田一山の芸術」(東芝EMI)がある。

受賞
大阪市民文化祭芸術賞〔昭和36年〕

没年月日
昭和43年 2月26日 (1968年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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