星野 慎一(読み)ホシノ シンイチ

20世紀日本人名事典 「星野 慎一」の解説

星野 慎一
ホシノ シンイチ

昭和期の詩人 元・東京教育大学文学部教授。



生年
明治42(1909)年1月1日

没年
平成10(1998)年12月17日

出生地
新潟県長岡市

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部独文学科〔昭和7年〕卒

学位〔年〕
文学博士

主な受賞名〔年〕
日本エッセイストクラブ賞(第43回)〔平成7年〕「俳句の国際性」

経歴
旧制成城高校、埼玉大学、東京教育大学、南山大学教授を歴任。独文学者として、主にリルケを研究し、「若きリルケ」「リルケとロダン」「晩年のリルケ」「ゲーテと鷗外」「ゲーテと仏教思想」や、翻訳「リルケ詩集」「ゲーテ詩集」など著書は数多い。また詩集に「郷愁」「高原」がある。東京教育大学文学部長時代には、筑波学園都市への移転に反対した。他の著書に「俳句の国際性」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android