面門(読み)めんもん

精選版 日本国語大辞典 「面門」の意味・読み・例文・類語

めん‐もん【面門】

〘名〙 仏語。口。また、顔。また、鼻の下と口の上の中間部分。あるいは眉間のこと。
霊異記(810‐824)下「所以(このゆゑ)に律に云はく弱眷自ら面門に婬すといへり」
三国伝記(1407‐46頃か)三「面門忽に開けて金色毘盧遮那仏と成り」 〔首楞厳義疏注経‐一・二〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android