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映画法と検閲

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

映画法と検閲

韓国の映画製作は、日本の植民地時代に始まり、朝鮮総督府の統制・検閲を受けていた。解放後は朝鮮戦争の混乱期などを経て、62年には事前申告・上映許可制度を盛り込んだ「映画没が制定された。この映画法は86年までに6度改定されたが、66年の改定でシナリオも含む事前検閲が導入された。体制維持のため文化・芸術活動の規制を図った朴正熙政権時代の73年には、4次改定があり検閲は一層厳格化された。以降、映画にとって70年代は最も暗い時代と言われる。全斗煥政権下の84年の5次改定では検閲制度を廃止し「事前審議制」を導入したが、実態は事前検閲だった。96年、憲法裁判所が事前審議制を違憲と判断。検閲時代の終わりを告げた。

(2008-01-29 朝日新聞 朝刊 東特集C)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

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