朝端(読み)ちょうたん

精選版 日本国語大辞典 「朝端」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐たん テウ‥【朝端】

〘名〙 朝廷に仕える臣下首位高官
日本後紀‐弘仁三年(812)九月丙子「臣頼先緒、悉歯朝端」 〔王倹‐褚淵碑文〕

あさっ‐ぱな【朝端】

〘名〙 朝早い時刻。あさっぱら。
青春(1905‐06)〈小栗風葉〉夏「此の朝端(アサッパナ)から釣を為て居る男がある」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android