デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「春慶(1)」の解説 春慶(1) しゅんけい ?-? 室町時代の漆工。和泉(いずみ)(大阪府)堺の人。木地に透漆(すきうるし)をぬって木目をみせる春慶塗を考案したとされる。その塗りは「堺春慶」とよばれ,能代,木曾,日光などにひろまった。茶道指南書「分類草人木」の筆者春渓と同一人物ともいわれる。活躍期を南北朝時代とする説もある。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例