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春暁ガス田(日本名「白樺」) しゅんぎょうがすでん/しらかば

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知恵蔵2015の解説

春暁ガス田(日本名「白樺」)

東シナ海の日中間の排他的経済水域(EEZ)の日中中間線の中国側海域4kmの地点にあるガス田。中国は1992年に領海法を独自に制定し、海洋権益の擁護と拡大を積極的に図ってきた。そうした戦略の一環として、春暁ガス田で海底パイプラインの敷設工事が始まったことが、2004年6月に明らかになった。事前通報がなく、国連海洋法条約にも抵触する中国側の出方に対し日本政府は懸念を表明、同年7月には日本側海域で調査を始めると共に、鉱区に関するデータの提供を求めたが、中国側は提供の拒否を明言し、05年9月には天外天ガス田(日本名「樫」)の掘削も始めるなど、日中間の新たな係争になっている。

(中嶋嶺雄 国際教養大学学長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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