普門(1)(読み)ふもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「普門(1)」の解説

普門(1) ふもん

1636-1692 江戸時代前期の僧。
寛永13年生まれ。真宗高田派伊勢(いせ)(三重県)彰見寺の住職。江戸増上寺でまなぶ。のち関東の親鸞(しんらん)の旧跡をたずね,下野(しもつけ)(栃木県)高田専修(せんじゅ)寺で「親鸞聖人絵伝撮要鈔」をあらわした。元禄(げんろく)5年9月3日死去。57歳。号は潮誉。著作に「顕教行証文類師資発覆抄」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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