最先端・最尖端（読み）さいせんたん

精選版 日本国語大辞典

さい‐せんたん【最先端・最尖端】

〘名〙

① （細長い物や突き出た場所などの）いちばん先の端。いちばん先の箇所や部分。

※美貌の皇后（1950）〈亀井勝一郎〉古塔の天女「塔の先端には九輪があり、その最先端の水煙には周知のごとく六人の天女が、模様化されてゐる」

② 時代や流行などのいちばん先頭。

※故旧忘れ得べき（1935‐36）〈高見順〉七「マネキンといへばモダン・ガール中の最尖端の女性が想像せられる」

出典　精選版 日本国語大辞典