最小二乗法・最小自乗法(読み)さいしょうじじょうほう

精選版 日本国語大辞典 「最小二乗法・最小自乗法」の意味・読み・例文・類語

さいしょう‐じじょうほう サイセウジジョウハフ【最小二乗法・最小自乗法】

〘名〙 測定結果を処理する方法一つ。ある量を同じ精度でn回測定してx1、x2…xnという値を得たとき、最も確からしい値mは最小にするものであるという考え方に基づく方法。これによれば、mの値は、各測定値の相加平均に一致する。また、このような考え方を基礎とする測定結果の処理方法の俗称。〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android