月とすっぽん(読み)つきとすっぽん

世界大百科事典(旧版)内の月とすっぽんの言及

【カメ(亀)】より

…他方で,近世この甲に加工して櫛,笄(こうがい)などをつくり,南洋産の玳瑁(たいまい)甲の模造品とするようになった。また,淡水産の亀であるスッポンは精力をつけるとして食用とされるが,甲羅が円形なので,形が似ながらまったく異なるもののたとえとして〈月とすっぽん〉のことわざがある。【千葉 徳爾】
[インド,その他]
 亀はその特殊な形状,強い生命力などからして,世界各地で種々の象徴的意味を担った。…

※「月とすっぽん」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android