世界大百科事典(旧版)内の月とすっぽんの言及
【カメ(亀)】より
…他方で,近世この甲に加工して櫛,笄(こうがい)などをつくり,南洋産の玳瑁(たいまい)甲の模造品とするようになった。また,淡水産の亀であるスッポンは精力をつけるとして食用とされるが,甲羅が円形なので,形が似ながらまったく異なるもののたとえとして〈月とすっぽん〉のことわざがある。【千葉 徳爾】
[インド,その他]
亀はその特殊な形状,強い生命力などからして,世界各地で種々の象徴的意味を担った。…
※「月とすっぽん」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」