月ヶ瀬[村](読み)つきがせ

世界大百科事典 第2版の解説

つきがせ【月ヶ瀬[村]】

奈良県北東端,添上郡の村。人口2015(1995)。標高200~300mの大和高原一角を占め,名張川の峡谷部に位置する。農業は茶の栽培を中心として,水稲,シイタケなどの複合経営で,特に茶は関西でも有数の生産地である。また名所として広く知られ,江戸後期に頼山陽斎藤拙堂などの文人が訪れたことで有名となり,現在も梅樹約6000本を有する月ヶ瀬梅林(名)には多くの観光客が集まる。ウメの加工も盛んで,古くは京紅の染料となる烏梅(うばい)を産した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

指定感染症

感染症法(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)の一類~三類感染症に分類されていない感染症のうち、一類~三類に相当する対応の必要が生じたものについて、1年間を期限に政令で指定する感染症...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android