望は(読み)のぞむらくは

精選版 日本国語大辞典 「望は」の意味・読み・例文・類語

のぞむらく‐は【望は】

連語〙 (動詞「のぞむ(望)」に体言化する接尾語「らく」、さらに係助詞「は」の付いたもの。副詞的に用いられる) 以下に述べることが希望内容であることを表わす。望むことは。願うところは。どうか…であるように。なにとぞ。
※近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉七「望(ノゾ)むらくは再思を加へ政府帰順あらん事を」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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