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望月太左衛門(6代) もちづき たざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

望月太左衛門(6代) もちづき-たざえもん

1830-1874 幕末-明治時代の歌舞伎囃子(はやし)方。
天保(てんぽう)元年生まれ。4代太左衛門の門人。2代宝(たから)山左衛門らと名跡をあらそい,明治2年6代を襲名。没後名跡は中絶した。明治7年5月7日死去。45歳。前名は望月太喜蔵。

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

望月太左衛門(6代)

没年:明治7.5.7(1874)
生年:天保1(1830)
江戸後期・明治初期の歌舞伎囃子方。4代目太左衛門に師事。前名,太喜蔵。文久1(1861)年,2代目望月朴清(4代目太左衛門)が没したとき,すでに5代目は死亡しており,後継者が決まっていなかったので,4代目弟子の太之助,太左吉,太喜蔵,5代目の弟子の2代目福原百之助(2代目宝山左衛門)らの間で跡目が争われ,結局明治2(1869)年,芸は最も劣っていたが森田座座付きの芝居茶屋を経営するなど大いに勢力を振るっていた太喜蔵が6代目を襲名した。のちに,38年,4代目望月長九郎が30年間中絶していた太左衛門の7代目を継ぐと,2代目宝山左衛門は太喜蔵の6代目を無視して6代目太左衛門を称し,山左衛門の没する43年までふたり太左衛門の時代が出現した。

(小林責)

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