朝倉 重吉(読み)アサクラ ジュウキチ

20世紀日本人名事典 「朝倉 重吉」の解説

朝倉 重吉
アサクラ ジュウキチ

大正・昭和期の部落解放運動家 元・部落解放全国委員会長野県連合会委員長



生年
明治29(1896)年3月1日

没年
昭和42(1967)年5月15日

出生地
長野県北佐久郡北大井村加増(現・小諸市)

学歴〔年〕
小学校中退

経歴
静岡へ丁稚奉公に出され、行商などもするなか部落問題と取り組む。大正14年長野県水平社を創立し、のちに委員長となる。農民運動労働運動にも参加し、昭和10年の県会議員選挙に落選するが、村議を3年つとめる。その後も部落解放に尽力し、23年結成された部落解放全国委員会長野連合会の会長に就任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android