木村重友(初代)(読み)きむら しげとも

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村重友(初代)」の解説

木村重友(初代) きむら-しげとも

1882-1939 明治-昭和時代前期の浪曲師。
明治15年9月15日生まれ。28歳で初代木村重勝に入門。「河内山宗俊(こうちやま-そうしゅん)」シリーズで頭角をあらわし,大正末から昭和初期にかけて関東節木村派の中心となる。「塩原多助」「慶安太平記」などを得意とした。昭和14年8月13日死去。58歳。神奈川県出身。本名は岩田甫(はじめ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android