精選版 日本国語大辞典 「木目・肌理」の意味・読み・例文・類語
き‐め【木目・肌理】
〘名〙
※俳諧・山の井(1648)年中日々之発句「木目あらき女松もけやさ雪のはだ」
② 人の皮膚や物の表面に見られる細かいあや。また、肌ざわり。
※漢書列伝竺桃抄(1458‐60)張陳王周第一〇「上唇の従なるきめの口の内へいるが餓死の相ぢゃぞ」
③ (「きめが細かい」などの形でいう) 物事をする際の配慮。心くばり。
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