木象眼・木象嵌(読み)もくぞうがん

精選版 日本国語大辞典 「木象眼・木象嵌」の意味・読み・例文・類語

もく‐ぞうがん ‥ザウガン【木象眼・木象嵌】

〘名〙 台木(だいぎ)の面に文様図柄を描き、そこを彫ってできた凹部に、木色や木理の違いを勘案しつつ木片をはめ込み、目的図様をあらわす細工方法大理石金属貝殻などを、木片の代わりに用いる場合もある。

き‐ぞうがん ‥ザウガン【木象眼・木象嵌】

〘名〙 象眼一つ模様風景動物などを表わした木片を台板にはめこんだもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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