末松 太平(読み)スエマツ タヘイ

20世紀日本人名事典 「末松 太平」の解説

末松 太平
スエマツ タヘイ

昭和期の陸軍大尉



生年
明治38(1905)年9月1日

没年
平成5(1993)年1月17日

出生地
福岡県門司市

学歴〔年〕
陸士〔昭和2年〕卒

経歴
陸士時代の大正14年ごろ、西田税を知り青年将校運動に関係。昭和2年少尉、青森の歩兵第5連隊配属。6年陸軍戸山学校に甲種学生として派遣され、青年将校らと右翼との会「郷詩会」に参加、同年秋の10月事件に連名。11年2月の2.26事件には青森連隊所属の大尉で、直接参加はしなかったが、支援活動をしたため免官、禁錮4年の刑に服した。著書に「私の昭和史」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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