本庄 桂輔(読み)ホンジョウ ケイスケ

20世紀日本人名事典 「本庄 桂輔」の解説

本庄 桂輔
ホンジョウ ケイスケ

昭和・平成期の劇作家,小説家,フランス演劇研究家



生年
明治34(1901)年5月24日

没年
平成6(1994)年8月27日

出生地
東京・麴町

本名
本庄 桂介

別名
筆名=高嶋 慶三

学歴〔年〕
立教大学英文科〔大正15年〕卒

経歴
大学時代から同人雑誌に戯曲を発表し、昭和2年「没落」を発表。3〜6年フランスに留学し、演劇を研究する。帰国後、立教大学講師となり、のち教授に就任。7年創刊の第3次「劇と評論」に参加し、編集を担当しながら「雄々しき妻」「土曜日の夜」などを発表。9年美術座同人となる。小説も執筆し、17年「結婚行進曲」を刊行。19年三菱重工業に入社、26〜59年丸善の月刊誌「学鐙」編集長。演劇研究の著書に「演劇の鬼」「サラ・ベルナールの一生」「フランス近代劇史」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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