本郷 秀雄(読み)ホンゴウ ヒデオ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「本郷 秀雄」の解説

本郷 秀雄
ホンゴウ ヒデオ


職業
俳優

本名
吉田 秀夫

生年月日
大正5年 12月29日

出生地
東京市 本郷区(東京都 文京区)

学歴
開成中学

経歴
昭和9年、在学のまま松竹蒲田へ助監督と脚本家を志望して入社。しかし俳優に転向し、10年「二人静」でデビュー。美男の時代劇スターとして「弥之助行状記」「仁義ひとすじの道」などに主演。15年大都映画へ転じ「日本巌窟王」「美男葛」などに主演。戦後フリーとなり、「ウッカリ夫人とチャッカリ夫人」など喜劇映画に多数出演、ことに軽妙な三枚目に剽軽な味を見せた。35年以降は舞台出演が多かった。

没年月日
昭和62年 6月22日 (1987年)

家族
父=吉田 幾次郎(英文学者),妻=光川 京子(女優)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「本郷 秀雄」の解説

本郷 秀雄
ホンゴウ ヒデオ

昭和期の俳優



生年
大正5(1916)年12月29日

没年
昭和62(1987)年6月22日

出生地
東京市本郷区

本名
吉田 秀夫

学歴〔年〕
開成中学

経歴
昭和9年、在学のまま松竹蒲田へ助監督と脚本家を志望して入社。しかし俳優に転向し、10年「二人静」でデビュー。美男の時代劇スターとして「弥之助行状記」「仁義ひとすじの道」などに主演。15年大都映画へ転じ「日本巌窟王」「美男葛」などに主演。戦後フリーとなり、「ウッカリ夫人とチャッカリ夫人」など喜劇映画に多数出演、ことに軽妙な三枚目に剽軽な味を見せた。35年以降は舞台出演が多かった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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