李(■1)成(読み)りかいせい

世界大百科事典(旧版)内の李(■1)成の言及

【在日朝鮮人】より

…60年代にかけて李殷直の《濁流》,金石範(1925‐ )の《鴉の死》(そのテーマは《火山島》にひきつがれる),金達寿の《太白山脈》等,民族分断の根源への追究が目立った。60年代末から70年代にかけて李成,金鶴泳,高史明,金泰生,鄭承博,詩人の金時鐘らが登場した。李成(1935‐ )は72年に《砧をうつ女》で第66回芥川賞を受賞し,在日二世の民族的主体の確立と祖国統一運動への参与をテーマに活動を続け,それらは《見果てぬ夢》(1979)として結実した。…

※「李(■1)成」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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