村上 信彦(読み)ムラカミ ノブヒコ

20世紀日本人名事典 「村上 信彦」の解説

村上 信彦
ムラカミ ノブヒコ

昭和期の小説家,評論家



生年
明治42(1909)年3月30日

没年
昭和58(1983)年10月31日

出生地
東京都

学歴〔年〕
早稲田第一高等学院中退

主な受賞名〔年〕
毎日出版文化賞(第31回)〔昭和52年〕「高群逸枝と柳田國男」

経歴
出版社興風館に勤務。戦争中は疎開し、戦後しばらくして作家を志し上京。のち男女の服装の差を調べたことから女性史研究へと進んだ。代表作に「音高く流れぬ」(4巻)があり、著書に「服装の歴史」(3巻)「明治女性史」(4巻)「黒助の日記」(3巻)「高群逸枝と柳田國男―婚制の問題を中心に」「近代史のおんな」「大正期の職業婦人」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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