村田 春海(読み)ムラタ ハルミ

20世紀日本人名事典 「村田 春海」の解説

村田 春海
ムラタ ハルミ

大正・昭和期の詩人,ロシア文学



生年
明治36(1903)年1月30日

没年
昭和12(1937)年3月26日

出生地
大阪府堺市

学歴〔年〕
早稲田大学露文専攻科卒

経歴
三高独文科体学後、ロシア文学に転じ、早大では片上伸の指導のもと、プーシキンを研究。大正14年「主潮」を創刊、「詩」「詩神」「民謡詩人」「虚無思想」などに寄稿。昭和2年以降は短篇小説も手がけた。ロシア文学の紹介につとめ、ゴーリキーの「母」を初めて翻訳。多くの翻訳書があり、没後黒田辰男編「村田春海詩集」が刊行された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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