杜 世忠(読み)とせいちゅう

旺文社日本史事典 三訂版 「杜 世忠」の解説

杜 世忠
とせいちゅう

1242〜75
鎌倉中期に来朝した元の使者。蒙古人
文永の役の翌1275年に漢人の何文著 (かぶんちよ) とともに宣諭日本使(服属を諭 (さと) す)として世祖フビライが派遣高麗を経て長門室津上陸大宰府から鎌倉に護送され,竜ノ口で斬られた。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

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