旺文社世界史事典 三訂版 「杜 甫」の解説
杜 甫
とほ
詩聖と称された唐の代表的詩人
字 (あざな) は子美,号は少陵,官名により杜工部とも呼ばれる。進士の試験に失敗後,放浪の生活の中に李白らと交わった。一生を不遇の中におくったが,自然・日常生活や社会の変動をうたった名詩が多く,安史の乱後の悲惨な時世を詠じた『春望』などは有名。詩文集としては『杜工部集』がある。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
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