来離(読み)きはなる

精選版 日本国語大辞典 「来離」の意味・読み・例文・類語

き‐はな・る【来離】

〘自ラ下二〙 もと住んでいた土地を離れる。
万葉(8C後)一七・四〇〇八「あをによし 奈良を伎波奈礼(キハナレ) 天離る 鄙にはあれど わが背子を 見つつし居れば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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