東京[駅](読み)とうきょう

百科事典マイペディア 「東京[駅]」の意味・わかりやすい解説

東京[駅]【とうきょう】

東京都千代田区丸の内にあるJR駅。1914年開業。東海道本線新幹線中央本線総武本線東北本線京葉線起点をなす。1日平均乗車人員は40万2277人(2012)。駅舎(現在の丸の内側)は辰野金吾設計のルネサンス風建築で,1945年戦災。戦後改修したが,原形を著しくそこなった。1955年八重洲口に八重洲本屋(鉄道会館)が完成。1956年には地下鉄の乗入れをみた。1969年大地下街ができ,1972年総武本線,1990年京葉線が地下駅に乗り入れた。1999年10月には駅舎を大正期創建当時に復原する案が発表され,2012年10月に完成。2003年に国の重要文化財として指定された。
→関連項目近代化産業遺産千代田[区]

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