東城 鉦太郎(読み)トウジョウ ショウタロウ

20世紀日本人名事典 「東城 鉦太郎」の解説

東城 鉦太郎
トウジョウ ショウタロウ

明治〜昭和期の洋画家



生年
元治2年3月11日(1865年)

没年
昭和4(1929)年6月30日

出生地
江戸・小石川

経歴
川村清雄に師事。明治20年東京府工芸品共進会で褒状を受ける。22年明治美術会に「竹取」を出品、のち同会会員となる。以後同展に出品したが、34年同会解散後、川村清雄を中心に五姓田芳柳ら同志と巴会を設立。42年の展覧会以後同会が自然消滅するまで主要作家として毎回作品を発表した。戦争画家として知られ、作品に「沼津松原」「猿曳」「決死隊」「クロパトキン砲台」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android