東獅子(吾妻獅子)(読み)あずまじし

世界大百科事典 第2版の解説

あずまじし【東獅子(吾妻獅子)】

地歌。峰崎勾当作曲。1797年(寛政9)作。本調子手事(てごと)物で,三弦替手は石川勾当,京都で行われている箏は浦崎検校の手付け。《伊勢物語》在原業平の東下りを歌い出しとし,吉原での後朝(きぬぎぬ)の別れに獅子舞を舞うといった詞章。長い手事が聞き所で,砧地や,《三段獅子》の手事の二段,三段を打ち合わせたりする。【久保田 敏子】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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