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東西教会の分裂

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

東西教会の分裂

初期のキリスト教は、西のローマと東のコンスタンチノープル(現イスタンブール)の2都市を中心に広がった。宗教上の慣習の相違や教理をめぐる論争などで、次第に違いが大きくなっていった。1054年には互いを破門し合う事態に至り、交流が途絶えた。 東方の正教は「1民族(国家)1教会」を原則としている。各地の正教会で最大の信徒を抱えているのがロシア正教会。起源は、10世紀末に東方教会からキリスト教を国教として受け入れたことにさかのぼる。 東西の対立を深める大きな要因となったのは「神は、父と子と聖霊という三つの姿で現れた」という「三位一体論」をめぐる解釈の違いだ。カトリックは「聖霊は子キリストからも発出する」、正教は「聖霊は父からのみ発出する」と解釈する。

(2016-02-14 朝日新聞 朝刊 1外報)

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