東郷 平八郎(読み)トウゴウ ヘイハチロウ

20世紀日本人名事典 「東郷 平八郎」の解説

東郷 平八郎
トウゴウ ヘイハチロウ

明治・大正期の海軍大将・元帥,侯爵 連合艦隊司令長官。



生年
弘化4年12月22日(1848年)

没年
昭和9(1934)年5月30日

出生地
薩摩国鹿児島城下加治屋町(鹿児島県鹿児島市)

経歴
薩摩藩士として薩英戦争戊辰戦争に参加し、維新後イギリスに留学。明治36年第1艦隊兼連合艦隊司令長官に就任し、日露戦争時には旅順港封鎖作戦を行い、バルチック艦隊を日本海海戦で全滅させた。戦後大将となり、38年軍令部長、42年軍事参議官を歴任。大正2年元帥。3年東宮御学問所総裁となり、皇太子裕仁(昭和天皇)に帝王学を授ける。15年わが国最高の勲章菊花章頸飾を賜り、昭和9年5月侯爵を授けられる。同年5月30日宿痾の喉頭がんが悪化し死亡。没後の6月5日国葬が行われた。15年東京に東郷神社ができた。第2次大戦後小学校教科書から姿を消していたが、平成3年新指導要領により復活した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「東郷 平八郎」の解説

東郷 平八郎 (とうごう へいはちろう)

生年月日:1848年12月22日
明治時代;大正時代海軍軍人。元帥;東宮御学文所総裁;侯爵
1934年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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