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杵屋六左衛門(12代) きねや ろくざえもん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

杵屋六左衛門(12代) きねや-ろくざえもん

1839-1912 幕末-明治時代の長唄三味線方。
天保(てんぽう)10年生まれ。杵屋宗家10代六左衛門の第2養子。前名は喜三郎。慶応4年宗家12代六左衛門をつぐ。三味線演奏にすぐれ,明治22年に開場の東京歌舞伎座の囃子頭(はやしがしら)として活躍,植木店(うえきだな)派(六左衛門家)全盛の基礎をつくった。大正元年8月31日死去。74歳。後名は勘兵衛。作品に「新松竹梅」「四季の詠(ながめ)」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

杵屋六左衛門(12代)

没年:大正1.8.31(1912)
生年:天保10(1839)
明治期の長唄の三味線方。2代目芳村孝三郎の3男。本名惣次郎。3代目六松を継ぐ。三味線の技量がすばらしく,10代目杵屋六左衛門の懇望により,その第2養子となり11代目喜三郎を継ぐ。慶応4(1868)年,義兄11代目六左衛門より六左衛門名義を譲り受ける。明治27(1894)年,子の12代目喜三郎に六左衛門名義を譲り,勘兵衛を名乗る。「新松竹梅」「四季の詠」などを作曲。政治的手腕にも優れ,22年,東京歌舞伎座の開場とともにその囃子頭となり,植木店派全盛期を確立させた。<参考文献>町田嘉章『長唄浄観』,町田博三『長唄稽古手引草』

(植田隆之助)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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