松川 サク(読み)マツカワ サク

20世紀日本人名事典 「松川 サク」の解説

松川 サク
マツカワ サク

昭和期の実業家 相模ゴム工業会長。



生年
明治25(1892)年3月19日

没年
昭和61(1986)年11月29日

出生地
神奈川県厚木市

学歴〔年〕
厚木高女〔明治41年〕卒

主な受賞名〔年〕
厚木市名誉市民

経歴
昭和9年、アサヒラテックス化学研究所を設立、日本で初めてのコンドームの開発、商品化に成功。19年厚木市内に相模ゴム工業を設立、44年社長、48年会長に就任し、一代で同社を避任具のトップメーカに育て上げた。ほかに東京商工会議所東商婦人会会長、日本ソロプチミストクラブ初代会長、全国商工会議所婦人連合会会長を歴任。故・梶山季之氏の小説「さっく一代」のモデル。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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