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松本幸四郎(初代) まつもと こうしろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

松本幸四郎(初代) まつもと-こうしろう

1674-1730 江戸時代前期-中期の歌舞伎役者。
延宝2年生まれ。松本小四郎を名のり立役(たちやく)を演じ,享保(きょうほう)元年幸四郎と名をあらためた。2代市川団十郎とならぶ名優といわれた。実事,荒事を得意とした。享保15年3月25日死去。57歳。下総(しもうさ)小見川(千葉県)出身。俳名は小見川など。屋号は大和屋

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

松本幸四郎(初代)

没年:享保15.3.25(1730.5.11)
生年:延宝2(1674)
江戸中期の歌舞伎役者。俳名小見川など。屋号は初代のみ大和屋。下総国の生まれ。元禄の初め江戸に出て久松多四郎の門人となり,久松小四郎の名で若女形を勤める。のち本姓の松本に戻り,若衆形から立役となり,正徳3(1713)年の評判記で上上吉の位付けを得た。享保1(1716)年幸四郎と改名する。初代市川団十郎の芸脈を受け継ぎ,2代目団十郎と並ぶ名優のひとりと評されるに至った。荒事,実事,武道事を得意としたが,小柄で拍子事(舞踊)は不得意だった。2代目は養子が継ぎ,のち名優4目代市川団十郎となった。3代目はその実子で,これも名優5代目団十郎の前名である。

(井草利夫)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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