松田丈志(読み)まつだ たけし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松田丈志」の解説

松田丈志 まつだ-たけし

1984- 平成時代の水泳選手。
昭和59年6月23日生まれ。主な種目自由形の中・長距離,バタフライ。久世由美子コーチとの二人三脚でしられる。平成16年アテネ五輪では400m自由形で決勝進出。20年北京五輪では400m,1500m自由形,200mバタフライに出場し,バタフライで銅メダルを獲得した。21年世界選手権の200mバタフライで銅メダル。22年アジア大会の200mバタフライで金メダル。24年ロンドン五輪の200mバタフライで銅メダル,4×100mメドレーリレー(入江陵介北島康介・松田丈志・藤井拓郎)では銀メダルを獲得。800m自由形7分49秒65,200mバタフライ1分52秒97の日本記録保持者(27年7月29日現在)。セガサミーホールディングス所属。宮崎県出身。中京大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「松田丈志」の解説

松田丈志

男子競泳(バタフライ、自由形)選手。1984年6月23日、宮崎県出身。身長184センチ、体重81キロ。4歳で地元の東海(とうみ)スイミングクラブに入り、8歳より現コーチ・久世由美子の指導を受ける。同クラブのプールの周囲がビニールハウスで覆われていたことから、後に「ビニールハウス生まれのヒーロー」と称されるようになった。2007年に中京大学を卒業後は、ミズノ、レオパレス21を経て10年よりコスモス薬品に所属している。世界選手権では05、11年に銀メダルを獲得。五輪では、04年アテネ大会の400メートル自由形で決勝進出、08年の北京大会では200メートルバタフライで1分52秒97の日本新記録をマークし銅メダルを獲得。続く12年のロンドン大会でも200メートルバタフライで銅メダルを手にし、北島康介らと出場した400メートルメドレーリレーでは銀メダルに輝いた。

(2012-08-5)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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