林 懐民(読み)リン・カイミン(英語表記)Lin Hwai-min

現代外国人名録2016 「林 懐民」の解説

林 懐民
リン・カイミン
Lin Hwai-min

職業・肩書
舞踏家,作家 クラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)芸術監督

国籍
台湾

生年月日
1947年2月19日

出生地
嘉義県

専門
コンテンポラリー・ダンス

学歴
台湾政治大学新聞系卒,アイオワ大学大学院英文学部修士課程修了

経歴
若いころから作家として活躍し、小説「蟬」はベストセラーに。その後、米国アイオワ大学に留学、英文学を学ぶ。一方、ニューヨークでマーサ・グラハム、マース・カニングハムにモダン・ダンスを学び、帰国後、1973年にクラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)を創設。中国の京劇、昆劇、武術太極拳、気功や、日本と韓国の伝統舞楽、雅楽などをモダンダンスに取り入れた独特の作品は欧米でも評価が高い。作品に「流浪者の歌」(’94年)、「水月」(’98年)、「行草〈3部作〉」(2001〜2005年)など。他にオペラの演出も手がける。2004年「行草」日本初公演に際し来日、2006年9月「行草Ⅱ」「狂草」を、2009年3月「WHITE ホワイト」を来日公演。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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