林 兆華(読み)リン・チョウカ(英語表記)Lin Zhao-hua

現代外国人名録2016 「林 兆華」の解説

林 兆華
リン・チョウカ
Lin Zhao-hua

職業・肩書
演出家 北京人民芸術劇院副院長

国籍
中国

生年月日
1936年7月1日

出生地
天津

学歴
北京中央戯劇学院卒

経歴
1961年俳優として北京人民芸術院に入る。’78年演出家デビュー。’82年の「絶対信号」以来、劇作家高行健と組んで中国の実験的な小劇場演劇の先頭に立ち、話劇(近代劇)団として中国最高峰の北京人民芸術劇院副院長(’84年〜)を務める。’85年高行建「野人」、’87年にはハンブルク国立劇場の「ブレヒト・シンポジウム」を演出。’90年戯劇工作室を旗揚げし、プロデュース公演も行う。他の主な演出作品に「鳥人」「ハムレット」「アマデウス」「建築士ソルネス」などがある。’95年“日中演劇フォーラム”で初来日、北京人民芸術劇院「ハムレット」の公演を行う。’99年東京の新国立劇場で「棋人(チーレン)」を演出。2005年より北京大学演劇研究院長兼任。2010年より林兆華演劇芸術フェスティバルを主宰

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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