柾目紙・正目紙(読み)まさめがみ

精選版 日本国語大辞典 「柾目紙・正目紙」の意味・読み・例文・類語

まさめ‐がみ【柾目紙・正目紙】

〘名〙
① (木の柾目のように漉目(すきめ)が正しいところから) 厚くて白い上等の和紙。多く錦絵を刷るのに用いた。まさ。
② 桐・杉などの木材を柾目に薄く削ったもの。箱類の上張りなどに用いる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android