栗田 直八郎(読み)クリタ ナオハチロウ

20世紀日本人名事典 「栗田 直八郎」の解説

栗田 直八郎
クリタ ナオハチロウ

明治・大正期の陸軍中将



生年
万延1年12月(1861年)

没年
大正15(1926)年8月31日

出身地
三重県

学歴〔年〕
陸士〔明治19年〕卒,陸大〔明治25年〕卒

経歴
陸軍に入り、歩兵第10旅団副官、陸軍大学校兵学教官、参謀本部部員、陸軍経理学校教官などを経て、日露戦争には第1軍参謀として出征、奉天会戦後に第6師団参謀長(第2軍)に転じた。43年歩兵第35旅団長、大正元年近衛歩兵第2旅団長、3年教育総監部本部長などを経て、4年中将となり、朝香宮と久邇宮の宮務監督を務め、11年これを辞す。また5年第14師団長、8年東京衛戍総督を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android