栗茸(読み)くりたけ

精選版 日本国語大辞典 「栗茸」の意味・読み・例文・類語

くり‐たけ【栗茸】

〘名〙 担子菌類モエギタケ科のきのこ。秋、クリナラクヌギなどの広葉樹朽木や切り株に群生する。高さ七~一二センチメートル。傘は赤褐色の円丘状で直径三~七センチメートルになる。食用とする。きじたけ。あかんぼう。《季・秋》
書紀(720)応神一九年一〇月(北野本南北朝時代訓)「其の土毛(くにつもの)栗菌(クリタケ)及ひ年魚(あゆ)の類なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「栗茸」の意味・読み・例文・類語

くり‐たけ【××茸】

モエギタケ科のキノコ。秋、クリ・ナラなどの枯れ木に群生。高さ5~10センチ、傘は褐色。食用。きじたけ。あかんぼう。 秋》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「栗茸」の解説

栗茸 (クリタケ)

学名Naematoloma sublateritium
植物。モエギタケ科の有毒菌,園芸植物

栗茸 (クリタケ)

植物。キシメジ科の食用菌,園芸植物。ナラタケ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android