デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桂春団治(初代)」の解説 桂春団治(初代) かつら-はるだんじ 1878-1934 明治-昭和時代前期の落語家。明治11年8月4日生まれ。2代桂文団治の弟子となり,明治36年2代桂春団治を襲名。初代が早世したため2代目が演芸界では初代とされる。「へっつい泥棒」「素人鰻(しろうとうなぎ)」などを得意とし,独特の話芸で上方落語を代表する噺(はなし)家として人気があった。昭和9年10月6日死去。57歳。大阪出身。本名は皮田(のち岩井)藤吉。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例