桑名 伊之吉(読み)クワナ イノキチ

20世紀日本人名事典 「桑名 伊之吉」の解説

桑名 伊之吉
クワナ イノキチ

明治〜昭和期の昆虫学



生年
明治4年5月(1871年)

没年
昭和8(1933)年7月14日

出生地
福岡県築上郡黒土村

学歴〔年〕
スタンフォード大学

学位〔年〕
農学博士〔大正15年〕

経歴
中学卒業後、米国に渡りスタンフォード大学などで昆虫学を学び、明治35年帰国。農商務省に入り農事試験場技師、のち横浜の植物検査所所長を経て、農林省勤務に転じ農林技師などを務める。昆虫学界の権威として農作物害虫、特にカイガラムシの研究で知られた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android