桑 弘羊(読み)そうこうよう

旺文社世界史事典 三訂版 「桑 弘羊」の解説

桑 弘羊
そうこうよう

?〜前80
前漢の財政家
洛陽の商人出身。武帝に登用されて財政再建従事。塩鉄の専売税収増大物価物資調節などを実施し,政府収入の増加をはかったが,豪族以下多数の人民がその重圧に苦しみ,武帝の治世を暗いものにした。晩年は不遇で,反逆罪で殺された。『塩鉄論』は,彼と地方代表者たちとの間で行われた,各種専売の存廃についての論議の記録。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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