桜庭一樹(読み)サクラバカズキ

デジタル大辞泉 「桜庭一樹」の意味・読み・例文・類語

さくらば‐かずき【桜庭一樹】

[1971~ ]小説家島根の生まれ。「夜空に、満天の星」(のち「AD2015隔離都市」と改題)で作家デビュー。養父と娘の禁断の愛を描いた「私の男」で直木賞受賞。他に「少女には向かない職業」「赤朽葉家の伝説」「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桜庭一樹」の解説

桜庭一樹 さくらば-かずき

1971- 平成時代の小説家。
昭和46年7月26日生まれ。米子東高を卒業し,大学進学で東京にでる。平成5年DENiMライター新人賞を受賞。11年「夜空に,満天の星(のち「AD2015隔離都市 ロンリネス・ガーディアン」と改題)」でファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作。19年「赤朽葉家の伝説」で日本推理作家協会賞。20年「私の男」で直木賞。ライトノベル,ジュブナイル,一般文芸などジャンルをこえて活躍する。女性だがペンネーム先入観なしに読んでほしいため男名にした。筆名は別に山田桜丸。極真空手初段。鳥取県出身。著作はほかに「少女には向かない職業」「青年のための読書クラブ」など。

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